生田なおふみ
情報公開すぎなみ 代表
「杉並区に 住みつづける」
June 1, 2018
「ひらけ!ゴマ!!」
~区民に秘密してある扉を開けよう~
新聞等で報道されているので有名なのかと思っていたことでも、意外と区民の方が無関心であるということが結構あります。
そのひとつに、一昨年の東京都知事選挙で落選した方を「私たちの」の区長が非常勤顧問として採用し、毎月35万円の報酬を支払っているということがあります。
しかも、その方を顧問として採用する際は区議会にも事前に知らされないまま区長部局内部で行われた「密室案件」でした。
さらに詳しく調べてみると、都知事選の1カ月後となる8月31日に杉並区は非常勤顧問職を新設。
しかも条例ではなく「規則の変更」という議会の議決を不要とする方法で行い、翌9月1日付でこの方を顧問として採用しました。
また、公募もしていないため、当初からその方だけのための顧問職新設だったとしか思えません。
では百歩譲ってどんな仕事を杉並区のためにするのか。
広報すぎなみ2016年9月21日号(No.2179)にも掲載されていましたたが「地方創生に係る支援及び助言」とあって、どう見ても責任規定に基づく意思決定や業務執行することは無いようです。
杉並区まち・ひと・しごと創生総合戦略と謳う区役所ではあるが、勤怠管理もされず、
他の自治体やメディアを用いての活動にも制限がない、
責任がほとんどない仕事に対して毎月35万円の報酬が妥当ともう区民はほとんどいないといっても過言ではありません。
つまり、この顧問職を含め非常勤職員への報酬は仕事の対価、
すなわち請負や委任などの業務委託として契約を締結して行われるべきです。
こうした無駄遣いは行政では随所に見られるということはご存知の方も多いはず。
そこを明らかにしていく地域政党「情報公開すぎなみ」の今後の活躍に、
多くの区民の皆さまからご期待をお寄せいただければ大変幸甚です。
ビジョンは大変立派です
しかし実態は…
●杉並区待機児童ゼロ宣言
⇒数百名がいまだに「待機している」という認識を持つ実態を役所は把握してない、または無視しているとの声を受信。
●あんさんぶる荻窪閉鎖
⇒区民の利便性を無視して国に便宜を図るとは言語道断。施設へのアクセスや設備はウェルファーム荻窪より断然良いと実感。
●高円寺小中一貫校新設、杉一小改築等
⇒学校の統廃合や施設改築(再編)計画に住民たちが反対しているという問題が未解決。
●杉並区ビーチバレーコート建設
⇒建設後の需要(利用見込)が不透明かつ負の遺産となりうる不可解な計画。
●毎年政治資金パーティを開催
⇒発起人の中には杉並区から補助金を受けている団体や委託という形で杉並区から仕事を受けている団体の責任者が存在。
などなど…