道路を自転車で走る(1)
今日から3回に渡り、「道路を自転車で走る」と題し、体験したこと、
感じたことなどをつづってまいります。
まず第1回ですが、そもそも何故このような内容を書こうかと思ったのは、
1月8日の日曜日、所用があって千葉県市川市へ出向くことになった時のこと、
年末年始はほとんど外出せず運動不足を実感していたためでした。
無謀だと言われつつも、思いっきり運動してみようと思い立ち、
阿佐ヶ谷の自宅から、妻の「ママチャリ」を借りて行ってみたことから始まります。
経路は、早稲田通りをひたすら東へ進み、神楽坂近辺から大久保通りで飯田橋、
右手にJR中央線を見ながら御茶ノ水、秋葉原、浅草橋を経由して最初の大きな川、
隅田川にかかる両国橋を渡りました。
そこから先の話は次回にすることとしまして、自宅から早稲田通りまでは
比較的交通量の少ない、いわゆる裏道を走りましたが、その後は車道を
走ってみました。
個人的には交通量は多いものの、意外と走りやすい道路だと
思いました。
もちろん途中危険だと思う箇所もありましたが、道路交通法では原則として
自転車は車道を走るということになっていますので、自転車を運転する身として
交通法規を遵守し、安全運転を心得ていれば、不安要素は少しは軽減されると
思います。
因みに一番大変でしたのは、新宿区の坂道の多さでした。
行きは体力(脚力)のおかげで息を切らしながらも
自転車を降りずに上りきりましたが、帰りはため息交じりでした(笑)。
さて、一般的に自転車を運転する方の多くは、車道は危険、怖いと
思われているかもしれません。
自動車と比較すると「生身」の身体を
さらけ出しているようなものですから、当然ですよね。
ちょっと手の届くところで高速の自動車が過ぎ去っていく、トラックなどの
大型車による物凄いエンジン音や排気ガスを浴びたときなどは、
私でさえも(?)危ない!とか驚き、咳き込みをしてしまいます。
こうした、自転車の運転者に対する危険を回避するための方策として、
道路の整備、例えば自転車専用レーンを作れば良いという考えがありますが、
全てを整えるには相当な時間とお金がかかります。
しかし、自転車を運転する方の事故が多発しているわけであり、
既出の通り、危険な目に遭う可能性は極めて高い交通事情ですから、
自転車は交互通行の幅員がある歩道において走行を認め、
自転車の運転者も、自転車は「車輌」であるということを「運転者」が
認識してもらう啓発活動を実施しなければならないと考えます。
具体的には歩道を走る上で必要な知識、すなわち自転車運転のルールを
広くあまねく周知していく、自転車運転のマナー改善を謳っていくなどを、
行政、学校、地域が三位一体で実施していく必要があります。
いくつか私案がありますので、追ってブログでお知らせしようと思います。
旅の記録(?)と交通事情に関する意見が混ざり合ってしまいましたが、
以降も同様になるかと思いますので、ご了承ください。
なお、第2回は両国橋から市川までのお話です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
生田 なおふみ
【参考URL】
警視庁HP「自転車の交通安全」について
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/bicycle/anzen.htm